スプレッドシート 仕事効率化

スプレッドシートのImportxmlで検索サイトの結果を取得する方法

スプレッドシートのImportxmlは情報収集には便利な関数です。

Importxmlの実例を交えた使い方の解説は下記の記事を参照ください。

参照ギガがなくなったらどうなる?速度制限、原因、そして対策を徹底解説

スマートフォンのデータ通信量、通称「ギガ」。毎月の制限内で使い切ってしまうと、通信速度が制限されてしまうことが多いですよね。 そんなギガ不足に悩むあなたのために、ギガがなくなる原因とその解決策を詳しく ...

続きを見る

この関数でGoogle検索の結果を取得できたら、情報収集に便利だと思いませんか?

実際はGoogle検索はImportxmlを弾くので利用できません。

しかし、マイクロソフトのBing検索ならばImportxmlは対応しています。

どうすればBing検索がImportxmlで使えるか解説します。

Bingも対応しなくなりました。

検索結果を自動取得したい人はPythonでのプログラミングに挑戦してみてください。

Googleの結果取得を自動化する方法もあります。

記事の最後にBing検索でImportxml使用したスプレッドシートがダウンロード可能です。

Google検索をImportxmlで取得してみる

https://tanuhack.com/importxml-scraping/

上記のサイトで紹介している方法で検索結果をImportxmlで取得してみます。

#N/A が出力されます。

urlが間違っているかもしれないのでリンク先に飛んでみます。

普通に検索結果が表示されます。

実はスプレッドシートでのアクセスをGoogle側でブロックしているためです。

なぜGoogle検索結果をImportxml取得できないのか?

ImportxmlをGoogleのサーバが弾いているためです。

しかし、ブラウザではしっかりと検索結果が出力されています。

じつはGoogleにアクセスするときどのブラウザを使っているかという情報もサーバに送られています。

このブラウザの種類のことをUser Agentと言います。

スプレッドシートのimportxmlを使った場合下記になります。

Mozilla/5.0 (compatible; GoogleDocs; apps-spreadsheets; +http://docs.google.com)

この情報をもとにGoogleは検索結果を返す、返さないの判断をしているようです。

ちなみにアマゾンもImportxmlでの情報取得はできません。

多くの人がアクセスするサイトでは機械的な情報の取得を避けていると思われます。

どうすれば検索結果をImportxmlで利用できるでしょうか?

その答えの一つが検索サイトを変えることです。

Bing検索を使ったImportxmlでの情報収集

Bing検索をImportxmlで利用

Bing検索はImportxmlで弾かれないのでこちらを利用してみます。

https://www.bing.com

Bing検索とはマイクロソフトが提供するサービスです。

PCからの検索では10%程度のシェアがあるようです。

下記の用にImportxmlで結果が取得ができます。

このように検索結果やリンクなどがまとめて情報取得ができます。

オプションとGoogletrancerate関数を利用して英語検索情報を収集

Bing検索ではurlの末尾に下記の文字列を設定することで日本語検索と英語検索を選択できます。

日本語検索:&setmkt=ja-jp&setlang=ja-jp

英語検索:&setmkt=en-us&setlang=en-us

プログラミング AI 機械学習などの情報は英語のほうが情報が早いです。

しかし、英語を読むのは難しい、または読めるけど疲れるなどあるかもしれません。

そういうときに役に立つのがスプレッドシートのgoogletranslate関数です。

ImportxmlとGoogletranslateを組み合わせる

googletranslate関数を使うとGoogle翻訳のAIを利用して自動で日本語に翻訳できます。

上の用に検索結果を翻訳しつつ整理することができます。

まとめ

以上がBing検索をImportxmlで利用する方法です。

Googletranslate関数との組み合わせも紹介しました。

今回利用したスプレッドシートはこちらになります。

閲覧権限のみですが、スプレッドシートごとコピーすれば編集可能になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が役に立ちましたら、SNSでシェアしてくださると嬉しいです。

スプレッドシート 仕事効率化

2020/5/2

バージョン管理は不要 スプレッドシートの変更履歴保存機能

Excelと異なりスプレッドシートでは変更履歴が自動で保存されていていつでも呼び出すことが可能です。 会社の仕事でExcelを使っている方は一つの目的の資料に対して複数の資料を作成する場合もあると思います。 例えば、在庫管理台帳, 在庫管理台帳a ,在庫管理台帳a_ver1 などいろんなパターンで増えていきます。 特に共同で1つのファイルを編集する場合、意図しない編集やファイルの消去を防ぐため複製ファイルを作ることがあると思います。 しかし、これはファイルが乱雑になるため、どれが正しく編集したファイルかわ ...

ReadMore

スプレッドシート 仕事効率化

2021/7/23

簡単データ解析!スプレッドシートのピボットテーブルを解説

スプレッドシートにはExcelと同じくピボットテーブルが作成できます。 ピポッドテーブルとは縦横の項目をフレキシブルに選ぶことができる表で、縦横の項目を選ぶことで自分が分析したいと思った基準で表を作ることができます。 ピボットテーブルを使えば非常に短時間で狙った分析をすることができます。 今回の例では実際の名古屋市の不動産取引データから、区ごとの取り引などを整理しています。 この記事を読めば基本的なスプレッドシートのピボットテーブルの使い方がわかります。 また、スプレッドシートのピボットテーブルはExce ...

ReadMore

スプレッドシート 仕事効率化

2023/1/5

スプレッドシートで散布図を作成する方法 その他のグラフについても解説

スプレッドシートでは散布図が作成できます。 散布図を使うと身長と体重、気温とアイスの売上など、関係ありそうなことが実際に関係があるかを可視化できます。 散布図はExcelでも作れますが、スプレッドシートにあってExcelにない機能として、散布図の共有やインターネット上へのアップロードができます。 これによってブログにスプレッドシートを更新するだけでブログに上げたグラフを更新することもできちゃいます。 この記事では名古屋市の不動産のデータ例にをスプレッドシートでの散布図作成を解説します。 スプレッドシートで ...

ReadMore

スプレッドシート 仕事効率化

2020/4/26

スプレッドシートの共有設定や方法について解説

スプレッドシートはExcelと違い、共有方法が豊富です。 相手にURLを送ったり、共有設定をすることで共有できます。 いろいろな状況に応じて最適な共有設定が選べます。 他人とファイルを共有するなんて不安だという人にも、きちんと権限と共有の範囲と権限を理解することで安心して共有ができるはずです。 それぞれ共有方法や有効な使い方について、わかりやすく解説します。   スプレッドシートの基本的な使い方は下記を参照してください。   スプレッドシートの共有でできること スプレッドシートをリンク ...

ReadMore

スプレッドシート 仕事効率化

2022/12/31

スプレッドシートのImportxmlで検索サイトの結果を取得する方法

スプレッドシートのImportxmlは情報収集には便利な関数です。 Importxmlの実例を交えた使い方の解説は下記の記事を参照ください。 この関数でGoogle検索の結果を取得できたら、情報収集に便利だと思いませんか? 実際はGoogle検索はImportxmlを弾くので利用できません。 しかし、マイクロソフトのBing検索ならばImportxmlは対応しています。 どうすればBing検索がImportxmlで使えるか解説します。 Bingも対応しなくなりました。 検索結果を自動取得したい人はPyth ...

ReadMore

-スプレッドシート, 仕事効率化

Copyright© すまーとテクノロジー , 2024 All Rights Reserved.