物を無くさないために紛失防止タグが普及してきています、TileやMamorioなどの製品です。これらは電池で動作するため、一定期間ごとに電池を交換するかもしくは製品ごと交換することになります。また、TileにはTile Premiumというサブスクリプションサービスもあります。
紛失防止タグは買った時だけなくそれらの運用コストも含めて考えないといけません。この記事では、2020年2月現在、それら運用コスト含めて、一体どれがほんとにお得かを解説します。
Tileの運用コストについて
Tileはモデルにもよりますが、価格はおよそ2000円です。電池は CR1632というリチウムボタン電池を使います。価格は220円です。電池寿命はおよそ1年です。
さらにTileにはTile Premiumというサブスクリプションのサービスがあります。このサービスについて説明します。
Tileのサブスクリプションサービス Tile Premiumについて
Tile Premiumにはいくつかのサービスがありますが、主なサービスはSmart Alertという機能を有効にできることです。
Smart AlertとはTileとスマホが離れたタイミングで通知してくれるサービスです。このサービスはMamorioやQurioにはデフォルトでついている機能になります。そのためTIleで同じ機能を得るためには、このサブスクリプションサービスに入る必要があります。
価格は360円/月または1年あたり3600円/年です。一人につきTileを複数個持っていたとしても同じ価格です。このサブスクリプションの価格も考慮して運用コストを比較する必要があります。
Mamorioの運用コストについて
Mamorioの本体価格はおよそ2500円程度です。また内蔵のバッテリーは交換することができません。本体ごと交換になります。交換サービスとしてメーカが提供する、OTAKIAGEと呼ばれるサービスがあります。
Mamorioはバッテリー寿命は1年です。OTAKIAGEは購入してから半年後から使えるようになります。このサービスを使うと半額で交換できるようです。ただし交換回数は1回のようです。
Qurioの運用コストについて
Qurioは電池式になっています。価格はおよそ4200円です。寿命は半年になります。電池はCR2032という電池を使っています。この電池はおよそ1個180円です。Qurioにはプレミアムサービスは特にありません。
運用コスト比較
それでは運用コスト比較をしたいと思います。TileはPremiumに加入して1年で電池を交換します。Mamorioは1年ごとに交換していきます。Qurioは半年で電池を交換していきます。
上の前提で1個と3個使った場合をグラフにまとめました。
3年間使った場合、Tile とMamorio の比較では1個ではTileのほうが高いです。3この場合は逆転します。Qurioは初期費用は大きいですが、長く使うと最も安くなります。
まとめ
運用コストを比較しています。長く使うことを前提としているので、運用コストも踏まえて正確なコスト比較をすることで、よりどれが良いかがわかるかと思います。