少子高齢化を背景に仕事の効率化が重要な時代です。
そんな効率化に一役立てるのがEXCELマクロです。
ボタン一つで定型の作業行うことをで手早く仕事をこなし、人為的ミスも減らすことが可能です。
でもマクロについてどうやって学べばどうやって勉強すればよいか悩んでいませんか?
結論を言えばマクロを実際に作る以上に良い勉強法はありません。
私はプログラマーではないですが、実務で使えるExcelマクロを作成して、開発業務の何百時間の業務時間の削減にで使われています。
この記事ではExcelのマクロを試行錯誤しつつ、独学で勉強した中でわかった学習のコツをあなたにお伝えしたいと思います。
Excelマクロとは?
まずはExcelマクロについて改めて、説明します。
ExcelマクロはExcelに初めからついている標準的な機能で決まりきった動作をボタンひとつで再現してくれる機能です。
Excelマクロを使うためには2つの方法があります。
・動作を実際にして見せて記憶させる
・プログラミングで動作を記述
なおプログラミングにはVBA(Visual Basic for Applications)という名前プログラミング言語を使うので、ExcelマクロのことをVBAと読んだりします。
おすすめしない学習法
まずは、おすすめ学習法の前に初心者にありがちな、おすすめできない学習法について説明します。
- ひたすら本やwebサイトを読み漁る
- 実際に使う可能性のないマクロを作成する
これらの方法はおすすめしません。本やwebサイトを読むだけでは記憶に定着しづらいです。
人間の頭は何かをアウトプットした時に定着しやすいようになっています。知識を得たら実際に作ることが最も効果的です。
実際に使うものから外れ内容を学習することも避けたいです。マクロで覚えるスキルは幅広いものがあり、すべてを覚えるのは不可能です。
英単語をすべて網羅するようなものです。テストで頻出するものを厳選して覚えるべきです。学ぶべきことはあなたの作りたいマクロに合わせて学んでいきましょう。
おすすめの学習法
学習ステップの概要
以下が私の推奨する学習ステップになります。
- 目標を明確にする
- 作りたいマクロを決める
- 基礎を学習する
- 作りたいマクロに近いサンプルを集める
- 目的の動作ができるように機能を追加して、デバッグする
- 実際に使ってみて効果を実感する
- 目標のレベルに到達するま次の作りたいマクロを見つける
以上がオススメの学習ステップです。以上のステップを踏むことで無駄なく学習ができるはずです。
目標を明確にする
まずは目指す目標を設定します。自分が抱える事務作業を楽にする自分だけが使えるマクロが良いですか?あるいは会社内の業務で多くの人の業務改善に役立つレベルですか?
自分が目標とするレベルに達しときに、自分得たいものが得られるイメージが持てることが大事です。なぜなら、そうしなければ継続的な努力をすることが難しいからです。
もし、このレベルのマクロができたらこういういいことがある。そのようなイメージが持てるようになりましょう。
漠然と始めてしまうと挫折するか、役に立たないものを作ってしまう可能性があります。
基礎を学習する
まずはマクロの基本的な知識を知ることからです。基礎を知らないとマクロで何ができるかもわからないからです。
ViBES.jpでは何かを学ぶためには実践が重要だと考えています。
初心者がマクロはどういうものかを実勢を通じて学べれる記事を当サイトでまとめています。
また、プログラミング学習のサイトを訪問することも効果的です。
特にドットインストールがおすすめです。
https://dotinstall.com/lessons/basic_excel_vba
ドットインストールは動画で学べるプログラミング学習サイトです。
1つの動画あたり3分程度なので、スキマ時間での学習にも最適。
全19回の全体で1時間程度の動画ですが、基礎を掴むには良いと思います。
作りたいマクロを決める
次にどんなマクロを作るかを考えましょう。
基礎を学べたのでマクロでどのようなことができるかイメージができたはずです。
作りたいマクロはできれば実際に自分の仕事や生活で使うものが良いです。
実際に使うことで、できたマクロの良し悪しを判断でき、次作るマクロに活かせるからです。
もし自動化したい操作が複雑すぎる場合、その一部だけ切り取っても構いません。
一部だけでも自動化して、仕事を楽にしましょう。
作りたいマクロに必要なサンプルコードを見つけます。
次に作りたいマクロに必要なサンプルコードを見つけます。
マクロのコードは一から作る必要はありません。
コピペでの全く問題ありません。
プラモデルの用にいろいろなところからパーツを組み上げて作ると効率が良いです。
最終的に動くことが最も重要です。
サンプルコードは作りたいマクロの動作を分解して、googleで検索します。
例えば、「あるセルの2倍を別のセルに書き込んで、そのExcelを保存する」というマクロを作るとします。
特に意味のないマクロですが例として考えました。
これは動作を3つに分解できます。
①あるセルの②倍を計算する
②別のセルに書き込む
③Excelのファイルを保存する。
それぞれに付いて、検索すればサンプルコードを書いたサイトがあるはずです。
下記のように検索すると良いです。
①「マクロ セル 計算」
②「マクロ セル 書き込み」
③「マクロ ファイル保存」
このように計算することで、似たような動作のコードが見つかるはずです。
サンプルコードの代わりにExcelのマクロの記録を使うこともできます。
これらのサンプルコードを集めたら、動くようにつなげていきます。
動作するようにデバッグする
マクロを作り上げても普通は思ったとおりに動作せず全く修正が必要になります。
その修正をデバッグといいます。
デバッグについてのコツを下の記事にまとめましたので参考にしてください。
実際に使ってみて効果を実感する
実際に使ってみて自分の仕事が良くなることを実感しましょう。
今実感があると次のマクロを作る意欲がわきより高いレベルのものを作ることができます。
実際に役に立つマクロを作ることが重要な理由はここにあります。
作るマクロは実際に役立つものを選定しましょう。
目標のレベルに到達するまで作りたいマクロを見つける
実際に役に立つ実感を得たところで、次に作りたいマクロを見つけましょう。
モチベーションを継続してつくること最高の学習になります。
目標のレベルに到達するまで、続けるために役立つ実感を得ることが重要です。
まとめ
以上がおすすめの学習のマクロの学習法になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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